カルジェル・ソフトジェルの落とし方
カルジェルをはじめとするソークオフタイプ、ソフトタイプのジェルのオフの仕方を説明します。
まずは溶液(アセトン)、コットン、アルミホイルを用意しましょう。
アルミホイルは10cmくらいの正方形のものを10枚。
コットンは爪の大きさに合わせてカットしたものを10枚。
溶液はアセトンもしくはアセトンが主成分のクレンザーを用意します。カルジェルでいうカルリムーブ、カルアウェイ(カルアウェイは海外の呼び方)にあたるものです。
ジェルの表面をファイルで削る@

ジェルネイルをオフする前にトップコートを塗っている人はまずトップコートを溶液でふき取り、落とします。
その後、ジェルの表面をファイルで削っていきましょう。
私の場合爪の先端を短くしたいときは粗めのファイル100Gのもので軽く爪を短くします。(長い人は爪きりで切ってしまってもOK)
その後、ラメ、ホログラムなど塗っていている部分を重点的に削り、100Gや180Gのファイルをつかって爪全体をまんべんなく削ります。
ジェルの表面をファイルで削るA

ジェルネイルは何度重ね塗りしたか?ラメなどが入っているか?などによってジェルネイルをオフする時間も手間も少し変わってきます。
何度も重ね塗りをしていたり、ジェルが分厚いと溶液が浸透しにくいのである程度ジェルが薄くなるまでファイルで削ってしまうと時間が短縮できます。
でも自爪まで削ってしまわないように注意しましょう。
まんべんなく爪の表面が磨けたら、溶液をしみこませます。
溶液をジェルにしみこませる@

コットンにたっぷりと溶液をしみこませ爪の上に乗せます。
溶液(アセトン)はすぐに蒸発してしまうので、それを防ぐために、爪の表面に密着させ、アルミホイルで巻きます。
アルミホイルで巻くことによってコットンにしみこんだ溶液が無駄なくジェルにしみこみジェルを爪表面から剥離させます。
アルミホイルは指の第2間接くらいまで巻くとしっかり巻けます。ただし、上にも余裕を残しておきましょう。
アルミホイルが巻けたら上の余った部分をねじって固定します。
溶液をジェルにしみこませるA

すべてのジェルが付いている爪に溶液のしみこんだコットンをのせアルミホイルでまきます。
巻く順番は利き手を後にして人差し指から巻き、親指は最後にすると楽に巻けます。
親指をつかってアルミホイルの端を押さえて巻くと片手でもスムーズに巻くことができます。
アルミホイルの巻きがゆるいと溶液が蒸発してしまったり中のコットンが爪の上からずれることもあるのでしっかり固定しましょう。(アルミホイルが上手く巻けない人はガスバリアなどのアイテムを利用してもいいと思います。)
10〜15分このままの状態でまちましょう。(ジェルの厚さなどによって必要な待ち時間は違います)
ジェルをキレイにオフする

時間が経ったらアルミホイルをとってみましょう。
右の画像のようにペロリとジェルが浮いていたら、浮いた部分を取り除きます。
ジェルに溶液がしっかりとしみこんでいれば指でつまんむだけで落ちますが、部分的に剥がれていないところがあったらもう一度、溶液をジェルにしみこませる@〜Aの工程を繰り返します。
それでも落ちない場合は軽くやすりで削り、溶液をジェルにしみこませる@〜Aの工程を繰り返します。
ジェルをキレイにオフする

時間が経ったらアルミホイルをとってみましょう。
ジェルに溶液がしっかりとしみこんでいれば指でつまんむだけで落ちます。
部分的に剥がれていないところがあったら、ウッドスティックなどで軽くめくるようにジェルと爪の間に入れ取り除きます。
それでもかんたんに剥がれない場合は、もう一度溶液をジェルにしみこませる@〜Aの工程を繰り返します。
それでも落ちない場合は軽くやすりで削り、溶液をジェルにしみこませる@〜Aの工程を繰り返します。
ジェルネイルのオフの仕上げ
ジェルが取り除けたら、爪の表面を目の細かいやすりで軽くこすり、ジェルの細かいダストを取り除きます。
1度すべての爪のジェルが取り除けたら、手を洗いましょう。
自爪や甘皮の保湿をかねてハンドクリームやキューティクルオイル(ネイルオイル)を塗っておしまいです。
ソークオフタイプのジェルネイルのオフは慣れれば20〜30分でできるようになります。
またジェルをオフしてからすぐジェルを塗るときは、ハンドクリームやネイルオイルは使わないでください。
オフしたら手を洗ってふき取り用クレンザーで爪の表面の油分、水分を充分に取り除いてからクリアジェルを塗る工程にはいりましょう。
ジェルネイルの落とし方の動画
ジェルネイルのオフ、落とし方の動画です。手順はほとんど一緒です。