こうすれば簡単♪クリアフレンチネイルのやり方

フレンチネイルは指先が綺麗に見えるベーシックなデザインのひとつ。
爪先が白のフレンチネイルは職場でも当たり障りのないネイルデザインなので、仕事でネイルNGな会社でもフレンチなら何も言われない。ぎりぎりOKだったりもします。
自爪の白い部分を生かして、ラインを取れば、
ジェルネイル初心者さんでも最初からきれいにラインが描けます。
白のジェルネイルははっきりと色が出るカラージェルを選ぶのもポイント。
安いジェルの場合、長期間ジェルを使わずに放置していると色とクリアジェルが分離してしまっていて、カクハンといってジェルと色素をまぜてからでないとつかえないことも。
ジェルネイルを初心者が成功させるポイントは「カラージェルが良質なものであるか?」が重要となってきます。
ラインがきれいに描けない場合はラメラインを引いたり、ホログラムやストーンを置くことでごまかすのもありです!最初はきれいに書けなくて当たり前!とおもって気軽にやってみるのが肝心です。回数を重ねることでコツがつかめて必ず上手になりますよ。
フレンチに必要なジェルを用意する@

ジェルを塗り始める前に、まずは下準備。爪表面をスポンジバッファーで曇らせた後、ふき取りようクリーナーで爪表面をふきます。
今回は筆が一体型のソルースを使っているのでジェルは取り出す必要がなかったのですが、蓋がついている容器に入っているジェルはあらかじめ必要な分量を取り出しておきましょう。
この時のジェルはちょっと余ってしまうかな?とおもうくらいの量をとっておきましょう。
ソルースやその他のジェルでもサンディング(下準備のための爪の表面をバッファーなどで削ること)なしでもジェルネイルの持ちが良くなるプレプライマーを使って下準備をします。
爪表面の油分や水分をきちんと取除くことがジェルの持ちをよくする秘訣です。
ベースジェルを塗るA

爪の下準備が終わった状態にベースジェルを塗ります。
(爪の下準備はこちらをチェック)
ベースジェルにはソルースのプレベースジェルを使いました。(※プレベースジェルはサンディングなしで使えるベースジェルです。)
ベースジェルを1度塗りします。
親指と4本の指を分けてそれぞれ30秒ずつLED/UVランプに入れます。(仮固め)
フレンチのカラージェルを塗っていく(1度塗り)B

カラージェルジェルを筆先に少しとります。
(今回使ったのはホワイトパールドロップ)
ジェルは液だれが無いように!少しずつ筆にとって伸ばしていくのがうまくいくポイントです。
カーブを描くように端から端まで筆を動かします。
このときサイドの皮膚にジェルが付着しないように注意しましょう。
一度できれいなラインが描けなくても大丈夫、1回目は神経質にならずに、重ね塗りしないのがポイント。
多少ジェルの色味のムラがあってもいいので、塗りすぎないようにするのが重要です。
フレンチラインが引けたら、爪先まできちんとカラージェルを塗ります(わずかにカラージェルがのこった筆を爪先に当てる程度でOK)。爪先、サイドにむらなくジェルが塗れているか?皮膚や甘皮にジェルが付着していないか?確認してUVランプに60秒入れます(仮固め)。
慣れないうちは指1本塗ったら、1本仮固めしておきましょう。
カラージェルは横に流れて部分的に厚みが出てしまうと十分に硬化しないこともあるので、ジェルが流れないように薄くでOK。
この薄くというのがジェルメーカーによってはクレーターの原因になってしまうので、カラージェル選びはとても大事です。
フレンチのカラージェルを塗っていく(2度塗り)C

すべての指に1度塗り、仮固めが終わったら、カラージェルをもう一度塗っていきます。
この時にサイドの角度を出すために、フレンチ用の筆を使うと失敗しません。
この2度塗りでラインがくっきりします。
このときに2度塗りしてもフレンチラインがしっかりできない場合はカラージェルの発色があまりよくない、カラージェルの質が悪かったり、ジェルが着色料と分離していた可能性があります。
良質なカラージェルは2度塗りでもはっきり色がでます。
薄く塗って色味がいまいちなジェルを初心者が使うと、3度塗り、4度塗りしないと色がきちんとでないため、爪先のジェルが分厚く、不恰好になってしまいます。
2度塗りのとき、サイドの角度をきちんと出すために、フレンチ用の筆を使って角度をつけるとかんたんです。
ジェルを塗るというよりかは、 斜めにカットされているフレンチ用の筆に付着しているカラージェルを爪に軽く当てるという感じです。
フレンチ用の筆先の斜めにとがった部分を上手に利用して爪の際の部分にもきちんとカラージェルを載せます。この時も液だれには注意して少量のカラージェルを載せる感じで筆をつかいましょう。
カラージェルを2度塗りしたらUVランプに60秒入れます(仮固め)。
フレンチのカラージェルがぼやけたら

フレンチのラインが塗っている間にぼやけたり、ラインがはみ出たりしたら、バックワイプをしてみましょう。何もジェルがついていない筆でカラージェルをふき取ったり、押し上げたりすることで、硬化前のジェルの修正が可能です。
バックワイプとは、カラージェルを塗っていない方向から、カラージェルを押し上げるような形でラインを修正することです。
バックワイプをするときは筆に何もジェルがついていない状態で、カラージェルがついていない方向からジェルを押し上げながらふき取るようなイメージ。
下のクリアジェルには微量の未硬化ジェルがついていてべたべたしているので、その部分に新たにカラージェルが付着しないように気を付けましょう。
クリアジェルをトップコート代わりに1度塗りD

仮固めが終わったら、クリアジェルをトップコート代わりに1度塗りします。
クリアジェルは爪の先端もしっかりと塗り、先端からはがれるのを防ぎます。
ジェルはたっぷり塗りすぎないように!
甘皮やサイドに流れて付着しないように気を付けます。
親指を1本だけ硬化させるのは、5本指と一緒に硬化させると、親指が斜めになってしまい、ジェルが流れやすくなるためなんです。
最後のクリアジェルの硬化はなれたら親指以外の4本はまとめて硬化してもOKですよ。
クリアジェルが塗り終わったら120秒UVランプに入れ、未硬化ジェルをふき取れば完成です!
フレンチラインが上手く描けなかったら

フレンチラインがきれいにできなかったら。
ラメラインを引いてあげるとかなりごまかせます。
私は今回、ラメラインとブリオンをのせてみました。
(ブリオンの乗せ方はこちら)
ラメラインを引くときは、濃いラメジェルをつくって少しずつ乗せるのがポイント。
フレンチ+ラメラインのできあがり。
最終硬化は1分。
未硬化ジェルのふき取りも忘れずに!